夏祭り・花火

【2026年版】杉並区の夏祭り・盆踊りガイド|東京高円寺阿波おどりはいつ?

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杉並区の夏祭り

📣 杉並区の夏はここからが本番です。6月の久我山ホタル祭り、7月の大宮八幡宮 七夕の神遊び・納涼大宮天神こどもまつり、久我山稲荷神社の湯の花祭りはすでに開催終了。ですが8月7日〜11日の第70回 阿佐谷七夕まつり、8月15日・16日の荻窪納涼まつり盆踊り、そして8月29日・30日の第67回 東京高円寺阿波おどりという「日本最大級」の目玉が、まるごとこれからです。

町会・商店街の盆踊りや神社の例大祭など、2026年の日程が未発表のものは2025年の実績を参考に掲載しています。おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

もんじろう
もんじろう
杉並区の夏はね、「音」で覚える区なんだ。8月最後の土日になると、高円寺じゅうから鉦(かね)と三味線の音がして、街全体がそわそわしはじめるんだよ。ぼくはあの音が聞こえてくると、あ、夏が終わるなあって毎年思うんだ。

※データは2026年7月時点。日程は変更・中止の場合があります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。

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杉並区の夏祭りってどんな感じ?

杉並区は、中央線の高円寺・阿佐ケ谷・荻窪・西荻窪と、京王井の頭線の永福町・浜田山・久我山・富士見ヶ丘、そして西武新宿線の井荻・下井草という3本の鉄道軸で成り立っている区です。区内には神田川と善福寺川、玉川上水が流れていて、川沿いに緑地と公園が続いています。そして特徴的なのが、駅ごとに強い商店街が生きていること。高円寺の純情商店街とルック商店街、阿佐谷パールセンター、荻窪の教会通り、西荻窪の伏見通りや北銀座、久我山の商店会と、どこも「アーケードと個人店が現役」の街です。

祭りの傾向は、はっきり「商店街主導型」です。台東区や墨田区のような神輿の大行列で押し切るタイプではなく、商店街が主催して街ごと会場にしてしまうスタイル。その頂点が、1957年に阿佐谷七夕まつりへの対抗心から始まったとされる東京高円寺阿波おどりで、いまや約1万人の踊り手と約100万人の観客を集める日本最大級の阿波おどりに育ちました。一方の阿佐谷七夕まつりは第70回を数える老舗で、パールセンターの天井から下がる巨大な「ハリボテ飾り」が名物。商店主が毎年手作りする張りぼては、その年の流行がそのまま吊るされるので、見ているだけで年表になります。

そしてもうひとつ、杉並には「水と緑の行事」があります。6月の久我山ホタル祭りは神田川と玉川上水を会場にホタルを放つ地域行事で、住宅街の川辺に人だかりができる初夏の風物詩。武蔵国三大八幡のひとつ大宮八幡宮では七夕の神遊びや納涼こどもまつりが続き、8月下旬からは天沼八幡神社・高円寺氷川神社と例大祭シーズンに入っていきます。派手な花火大会こそありませんが、「街に出れば必ずどこかで太鼓が鳴っている」密度の高さが杉並区の夏です。

杉並区の夏祭り・盆踊り・例大祭 一覧

2026年の開催が確定しているお祭り

祭り・イベント名 2026年の日程 場所・最寄り ひとこと
第29回 久我山ホタル祭り 2026年6月6日(土)・7日(日)14:00〜21:00 ※開催終了 神田川会場・玉川上水会場・久我山稲荷神社・宮下橋公園ほか/久我山駅 杉並の初夏を告げる行事。清水橋下流と岩崎橋下流の川辺にホタルを放ち、暗くなった住宅街の水辺に光が舞います。2026年はスタンプラリーが新設されました。
大宮八幡宮 乞巧奠・七夕の神遊び 乞巧奠=2026年7月1日(水)〜15日(水)/七夕の神遊び=7月7日(火)18:00 ※開催終了 大宮八幡宮 社殿・境内/西永福駅・永福町駅 「東京のへそ」と呼ばれる武蔵国三大八幡の七夕。参道に笹が立ち、7日夜は技芸上達を祈る神事と雅な奉納がしめやかに行われます。
阿佐ヶ谷神明宮 八重垣祭 2026年7月20日(月・祝)※開催終了 阿佐ヶ谷神明宮(阿佐谷北1-25-5)/阿佐ケ谷駅 境内社・須賀神社の夏の祭礼。疫病除けを願う神事で、この日限定の朱印が授与されました。
久我山稲荷神社 湯の花祭り 2026年7月23日(木)宵宮・24日(金)20:00頃〜 ※開催終了 久我山稲荷神社(久我山3-37-14)/久我山駅 大釜で沸かした湯を笹で参拝者に振りまく湯立神楽。杉並区の無形民俗文化財に登録されている、区内でも珍しい火と湯の神事です。
西部井荻商店街 納涼盆踊り大会 2026年7月23日(木)・24日(金)17:00〜21:00 ※開催終了 井荻駅前 西部井荻商店街(ポンテイオギ)/井荻駅 西武新宿線側の夏の口火を切る盆踊り。駅前の商店街通りに櫓が立ち、地元の子どもと親世代がそのまま輪になる規模感が魅力です。
第26回 納涼大宮天神こどもまつり 2026年7月24日(金)18:00〜(宵宮)・25日(土)17:30〜(本祭)※開催終了 大宮八幡宮 境内・大宮天満宮/西永福駅・永福町駅 境内が提灯で埋まる子ども中心の夏祭り。参道の露店と奉納演芸が並び、大宮八幡宮の夏でいちばんにぎやかな二日間です。
富士見ヶ丘大祭り 2026年8月1日(土)・2日(日)15:30〜 富士見ヶ丘商店街通り/富士見ヶ丘駅 井の頭線の小さな駅前がまるごと会場になる商店会の祭り。通りに屋台と櫓が並び、住民の顔がだいたい見える距離感で進みます。
阿佐ヶ谷バリ舞踊祭 2026年8月1日(土)・2日(日)17:00開演 阿佐ヶ谷神明宮 特設舞台/阿佐ケ谷駅 神明宮の境内にガムランが鳴り響く、23区でもここだけの異色イベント。日が落ちてからのバリ舞踊は照明の効果もあって別世界です。
第70回 阿佐谷七夕まつり 2026年8月7日(金)〜11日(火・祝)10:00〜22:00(11日は21:00まで)雨天決行 阿佐谷パールセンター商店街・JR阿佐ケ谷駅南口周辺/阿佐ケ谷駅・南阿佐ケ谷駅 70年続く杉並最大級の七夕。商店主の手作りハリボテ飾りと大くす玉、吹き流しがアーケードを埋め尽くします。7日・8日18:00は駅南口で「星におねだり」も。
荻窪納涼まつり盆踊り 2026年8月15日(土)・16日(日)14:00〜19:00 荻窪タウンセブン 8階屋上/荻窪駅 駅直結ビルの屋上に櫓が立つ、都会型の盆踊り。買い物ついでに寄れる気楽さで、小さな子ども連れでも参加しやすいのが荻窪らしいところです。
西永福FESTIVAL 2026年8月22日(土)14:00〜 西永福駅前・西永福商店会/西永福駅 井の頭線沿線らしい、飲食店主体のストリートフェス。屋台とライブが中心で、盆踊りより「夏の縁日+音楽」に近い空気です。
天沼八幡神社 宵宮祭・例大祭 2026年8月25日(火)14:00・20:00/26日(水)10:00・13:00 天沼八幡神社(天沼2-18-5)・荻窪駅前/荻窪駅 荻窪の氏神さまの例大祭。毎年8月25日・26日の日付固定で、宵宮の提灯に灯が入る時間帯がいちばんの見どころです。神輿は荻窪駅前まで出ます。
HONANエイサー&ミュージックフェス 2026年8月28日(金)前夜祭・29日(土)本祭 15:00〜21:00 方南町駅周辺 方南銀座商店街ほか/方南町駅 沖縄のエイサーを軸にした方南町の夏の大イベント。太鼓を担いだ隊列が商店街を練り歩くので、盆踊りともお神輿とも違う迫力があります。
第67回 東京高円寺阿波おどり 2026年8月29日(土)・30日(日)17:00〜20:00 高円寺駅周辺商店街・高南通りの全8演舞場/高円寺駅・新高円寺駅 日本最大級の阿波おどり。中央・ひがし・純情・パル・桃園・みなみ・ルック第一/第二の8演舞場で同時進行します。有料席以外は場所取り必須、駅は入場規制がかかる規模です。
高円寺氷川神社 神幸祭・例大祭 2026年8月29日(土)神幸祭10:00〜12:00/30日(日)例大祭10:00〜 高円寺氷川神社(高円寺南4-44-19)・高円寺駅南北ロータリー/高円寺駅 日本唯一の気象神社を境内に持つ神社の例大祭。阿波おどりと同じ週末なので、昼は本社神輿、夕方から阿波おどりという「高円寺の一日」が組めます。
永福町夜祭り 2026年8月30日(日) 永福町駅北口 商和会通り/永福町駅 夏の終わりを締める駅前の夜祭り。規模は大きくありませんが、地元の商店と町会がそのまま出てくる「住民のための祭り」です。
セシオン杉並まつり 2026年9月5日(土)・6日(日) セシオン杉並(梅里1-22-32)/東高円寺駅・新高円寺駅 区の文化施設をまるごと使う地域まつり。ステージ発表と模擬店、子ども向けワークショップが中心で、雨でも成立するのが強みです。
大宮八幡祭り(秋の大祭) 2026年9月15日(火)例祭10:00/18日(金)〜21日(月・祝) 大宮八幡宮・善福寺川沿い各町会/西永福駅・永福町駅 杉並最大の例大祭。小笠原宗家による弓の神事、杉並太鼓、方南エイサー、高井戸囃子、野点茶会と内容が濃く、神輿の宮入りが最大の山場です。
郡上おどり in 永福町 2026年9月27日(日) 永福町駅北口 商和会/永福町駅 岐阜・郡上八幡の踊りを商店街で再現する一夜。振りを知らなくても輪に入って覚えられる、参加型のゆるさが人気です。

参考:昨年(2025年)の実績(2026年の日程は公式発表待ち)

祭り・イベント名 2025年の実績 場所・最寄り ひとこと
馬橋稲荷神社 例大祭 2025年9月6日(土)・7日(日) 馬橋稲荷神社(阿佐谷南2-4-4)/阿佐ケ谷駅・高円寺駅 都内でも珍しい「随神門に龍の彫刻」を持つ神社の例大祭。高円寺と阿佐ケ谷の中間にあり、両方の町会から担ぎ手が集まります。
成宗白山神社 例大祭 2025年9月6日(土)・7日(日) 成宗白山神社(成田東5-30-14)/南阿佐ケ谷駅 境内で盆踊りも行われる、住宅街のなかの小ぶりな例大祭。地元の子ども神輿が中心で、観光ではなく地域の行事という色が濃いです。
荻窪白山神社 秋季例大祭 2025年9月7日(日)・8日(月) 荻窪白山神社(上荻1-21-7)/荻窪駅 歯痛平癒の信仰で知られる荻窪の古社。女性だけで担ぐ女神輿が名物で、荻窪駅北口側の商店街を巡ります。
阿佐ヶ谷神明宮 例大祭 2025年9月13日(土)・14日(日) 阿佐ヶ谷神明宮(阿佐谷北1-25-5)/阿佐ケ谷駅 伊勢神宮の域外で唯一「八難除」を授与する大社の例大祭。広い境内に露店が並び、駅から徒歩2分という近さで人出も多めです。
荻窪八幡神社 例大祭 2025年9月13日(土)・14日(日) 荻窪八幡神社(上荻4-19-2)/荻窪駅・井荻駅 太田道灌が戦勝祈願をしたと伝わる古社。青梅街道沿いの長い参道に露店が並び、宮神輿の渡御が行われます。
和泉熊野神社 例大祭 2025年9月13日(土)・14日(日) 和泉熊野神社(和泉3-21-29)/方南町駅・永福町駅 神田川沿いの鎮守。区の天然記念物の大クロマツで知られ、和泉・方南エリアの町会神輿が集まります。
永福稲荷神社 秋季例大祭 2025年9月23日(火・祝)・24日(水) 永福稲荷神社(永福1-24-6)/永福町駅 永福町の氏神さま。9月23日・24日の日付固定で行われ、参道の露店と町会神輿が出ます。
下高井戸八幡神社 例大祭 2025年9月27日(土)・28日(日) 下高井戸八幡神社(下高井戸4-39-3)/下高井戸駅・桜上水駅 下高井戸商店街とセットで盛り上がる例大祭。区内の秋祭りシーズンを締めくくる位置づけです。
井草八幡宮 例大祭 2025年9月30日(火)・10月1日(水)・5日(日) 井草八幡宮(善福寺1-33-1)/西荻窪駅・上井草駅 約1万坪の広大な社叢を持つ杉並随一の大社。5年に一度の大祭では流鏑馬(やぶさめ)が奉納されることで知られます。
梅里中央公園 盆踊り 8月中旬〜下旬の週末(例年)17:00〜20:00 梅里中央公園(梅里1-15)/新高円寺駅・南阿佐ケ谷駅 公園の広場に櫓を組む町会型の盆踊り。屋台も出て、地元の子どもが浴衣で集まる典型的な「ご近所盆踊り」です。
杉並区内 各町会・自治会・商店街の納涼盆踊り 7月下旬〜8月下旬の週末(例年) 小学校校庭・区立公園・商店街通りなど/区内全域 高円寺の馬橋小学校、阿佐ヶ谷の杉並第七小学校、西荻窪の桃井第三小学校など、小学校区ごとに櫓が立ちます。日程は町会の掲示板・回覧板と「広報すぎなみ」で告知されます。

※2026年の日程が発表され次第、順次更新します。

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もんじろう
もんじろう
気になったお祭りは、日程が近づいたら必ず公式サイトで最終チェックしてね。雨で順延したり時間が変わったりするからね。阿波おどりの日は高円寺駅がとんでもない混雑になるから、ひとつ隣の新高円寺駅や阿佐ケ谷駅から歩くのがぼくのおすすめだよ。

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🏮 東京23区の夏祭り・盆踊りまとめ(全23区)|他の区のお祭りもまとめてチェックできます。

お祭りが好きな街は、住みやすい街

杉並区の祭りは、そのほとんどが商店街と町会の手で回っています。阿波おどりは1957年に高円寺の商店街の若手が「阿佐谷に七夕があるなら、うちは踊りだ」と始めたのが原点で、七夕まつりのハリボテ飾りはいまも各店が自分の手で作っています。つまりここでの祭りは「誰かが用意してくれる観光イベント」ではなく、店主と住民が毎年つくり直しているもの。それが70年近く途切れずに続いているという事実は、商店街が現役で、担い手が世代交代できている何よりの証拠です。

暮らしの面から見ても、杉並区は中央線と丸ノ内線で新宿まで10分前後、井の頭線で渋谷まで一本という利便性を持ちながら、善福寺川緑地や和田堀公園、玉川上水沿いの緑がしっかり残っています。個人経営の飲食店と古書店が多く、物価も都心寄りの区に比べれば穏やか。単身者には高円寺・阿佐ケ谷、落ち着いた住環境を求めるなら荻窪・西荻窪や井の頭線沿線と、同じ区のなかで街の性格を選べるのも強みです。夏になると窓の外から太鼓の音が聞こえてくる——その距離感で暮らせるのが、杉並区という街です。

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