夏祭り・花火

【2026年版】荒川区の夏祭り・盆踊りガイド|素盞雄神社 天王祭・尾久八幡神社例大祭はいつ?

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荒川区の夏祭り

📣 2026年の荒川区は「当たり年」でした。素盞雄(すさのお)神社の天王祭が3年に一度の本まつり=御神幸祭にあたり、6月6日・7日の御本社神輿渡御はすでに開催終了。7月25日・26日の諏方神社 納涼踊り大会も終わりました。ただし荒川区の夏はここからが本番で、8月1日の尾久八幡神社 例大祭・石濱神社 納涼大会・汐入納涼盆踊り、8月21日〜23日にあらかわ遊園運動場で立つ西尾久十町会連合納涼盆踊り大会、8月28日〜30日の日暮里駅前 納涼踊りまで、町会の櫓が毎週どこかで立ちます。

日程が「例年◯月」としか分からない神社行事は、2025年の実績や神社公式の年中行事を参考に、別の表で掲載しています。おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

もんじろう
もんじろう
荒川区の祭りはね、「観光客のための祭り」がほとんど無いのが特徴なんだ。そのかわり、町会・自治会が立てる盆踊りの数がとんでもない。区報の8面がまるごと町会の夏の催しで埋まる区なんて、そうそう無いんだよ。都電に乗って、櫓の提灯を探しながら移動するのがぼくのおすすめなんだ。

※データは2026年7月時点。日程は変更・中止の場合があります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。

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荒川区の夏祭りってどんな感じ?

荒川区は、隅田川が北と東をぐるりと囲む、23区でも面積の小さい区です。南千住・三河島(荒川)・町屋・尾久・日暮里という五つの地域が、都電荒川線(東京さくらトラム)とJR・京成・千代田線・日暮里舎人ライナーでつながっています。日暮里の繊維街、おぐぎんざ商店街、尾竹橋通り沿いの商店、南千住の汐入団地群と、街の表情は数百メートル歩くだけで切り替わります。谷中銀座の階段(夕やけだんだん)を上がったところが西日暮里、というように、台東区や文京区との境目も生活圏としてはひと続きです。

祭りの傾向は、はっきりしています。荒川区は「町会の区」です。区が毎年7月に出す区報では、8面がまるごと「町会・自治会の夏の催し」の一覧に使われ、南千住・日暮里・荒川・町屋・尾久の各地域から数十件の盆踊り・納涼祭・子ども神輿が並びます。小学校の校庭、児童遊園、町会会館前、商店街の通り——場所はどこでもよくて、櫓さえ立てばそこが会場になる。他区のような「区を代表する大花火大会」が無いかわりに、住んでいる人が実際に参加できる祭りの密度は圧倒的です。

もちろん大物もあります。南千住の素盞雄神社の天王祭は、屋根の鳳凰が地面につくほど神輿を左右に大きく倒して振る「神輿振り」で知られ、しかも二本の担ぎ棒(二天)だけで担ぐという独特の形式。3年に一度の本まつり(御神幸祭)では、重量千貫・長柄四間半(8.1メートル)の大神輿を筆頭に3基の御本社神輿が61ヶ町を渡御します。西日暮里の諏方神社は日暮里・谷中の総鎮守で、8月下旬の例大祭では国の重要無形民俗文化財である松本社中の江戸の里神楽が奉納されます。尾久八幡神社の例大祭では、都電通りを本社神輿が渡り、神輿と都電がすれ違う瞬間が見られます。

つまり荒川区の夏は、「有名な一日を見に行く」のではなく「近所の櫓に毎週通う」タイプの区です。とくにお盆明けの週末は、区内のあちこちで同時に太鼓が鳴ります。

荒川区の夏祭り・盆踊り 一覧

2026年の開催が確定しているお祭り

祭り・イベント名 2026年の日程 場所・最寄り ひとこと
胡録神社 例大祭 2026年5月30日(土)〜31日(日)※開催終了 胡録神社(南千住・汐入地区)/南千住駅 汐入の氏神さまの大祭。2026年は神輿渡御はなく、胡録和太鼓、富岡八幡・葵太鼓、深川バロン倶楽部によるガムラン演奏と舞踊という変化球の編成で行われました。
素盞雄神社 天王祭(御神幸祭・本まつり) 2026年6月2日(火)宵宮祭/3日(水)例大祭/6日(土)御本社宮出し/7日(日)御本社宮入り ※開催終了 素盞雄神社(南千住6)と氏子61ヶ町/南千住駅・三ノ輪駅 3年に一度の本まつりの年。重量千貫・長柄四間半(8.1m)の大神輿を二天棒だけで担ぎ、鳳凰が地面につくほど左右に振ります。7日は千住間道で間道七ヶ町の連合渡御(9:00〜11:30)、小塚原通りの連合宮入りは御本社宮入り後の19時以降でした。
素盞雄神社 天王太鼓 奉納 2026年6月6日(土)19:00/7日(日)12:00・16:30 ※開催終了 素盞雄神社 神輿庫前・小塚原通り/南千住駅 天王祭に合わせて天王太鼓会が打つ奉納太鼓。7日16時半の小塚原通りは、御本社宮入り直前で境内周辺がいちばん張り詰める時間帯です。
冠新道商興会 盆踊り夜店市 2026年7月18日(土)・19日(日)15:00開場〜21:00 ※開催終了 第六日暮里小学校 校庭/西日暮里駅・赤土小学校前停留場 商店街が主催する二日間。子ども向けの盆踊りが18時過ぎ、大人向けが19時半過ぎからで、キッズダンスや荒川消防署の消火体験、金魚掬い・射的・輪投げまで揃う欲張りな構成でした。
夕涼み会 in にっぽり・ホリデー・パーク 2026年7月18日(土)〜20日(月・祝)12:00〜20:00(20日は17:00まで)※開催終了 日暮里駅前イベント広場(西日暮里2-24)/日暮里駅 駅前広場がまるごとゲーム・アトラクション・飲食ブースと屋外ステージに変わる3日間。改札を出てすぐという行きやすさが最大の強みでした。
あらかわ遊園ナイトズー 1回目=2026年7月18日(土)・19日(日)※開催終了/2回目=8月15日(土)・16日(日)午後7時まで延長営業 あらかわ遊園 どうぶつ広場(西尾久6-35-11)/都電荒川線 荒川遊園地前停留場 閉園時間を延ばして夜のどうぶつ広場を公開。当日限定で見られる動物もいます。イベント自体は無料で、入園料だけで参加できるのがうれしいところ。
諏方神社 納涼踊り大会 2026年7月25日(土)18:00〜21:00・26日(日)17:30〜20:00 ※開催終了 諏方神社 境内(西日暮里3-4-8)/西日暮里駅・日暮里駅 緑の深い境内に櫓が立ち、提灯が長い列をつくります。8月下旬の例大祭とは別に、7月に踊りだけ先に立てるのが諏方神社の流儀です。
南千住地域 盆踊り(南千住・東日暮里一丁目南町会) 2026年7月26日(日)19:00〜21:00 ※開催終了 第六瑞光小学校 校庭/南千住駅 荒川区の町会盆踊りシーズンの先陣。小学校の校庭に櫓を立てる、いちばん荒川区らしいタイプの盆踊りです。
日暮里繊維街夏祭り in ふらっとにっぽり 2026年7月31日(金)・8月1日(土)10:00〜15:00 ふらっとにっぽり 1階・2階(荒川区立日暮里地域活性化施設)/日暮里駅 徒歩8分 布の街ならではの屋内夏祭り。にっぽりん釣り、ハンドメイド作品が当たるヨーヨー釣り、繊維街オリジナル商品のひもくじ、ストラックアウトの4種すべて参加無料。未就学児〜小学校低学年向けです。
モノフェス in にっぽり2026 2026年7月31日(金)・8月1日(土)10:00〜15:00 ふらっとにっぽり/日暮里駅 徒歩8分 繊維街夏祭りと同時開催。区内のモノづくり見学・体験スポットと繊維街のハンドメイド作家が集まり、出張ワークショップが並びます。入場無料(体験は有料)、当日枠もあります。
尾久八幡神社 例大祭 2026年8月1日(土)例大祭式10:30/本社神輿 宮出し16:30・宮入り19:00(屋台は1日・2日とも20時頃まで) 尾久八幡神社(西尾久3)/都電荒川線 宮ノ前停留場 2年に一度の神輿担ぎの年にあたります。都電通りを本社神輿が渡御するので、神輿と都電がすれ違う瞬間が尾久名物。渡御中は周辺道路に交通規制が入ります。
石濱神社 納涼大会 2026年8月1日(土)17:00〜21:00・2日(日)17:00〜20:30 石浜神社 境内(南千住3)/南千住駅 本社神輿渡御のある年の夏だけ開かれる隔年開催。ビール、キッチンカー、ゲームが並びます。隅田川と白鬚橋のたもとなので、夕方は川風が通って涼しいのが強みです。
汐入納涼盆踊り(リバーパーク汐入町会) 2026年8月1日(土)16:00〜21:00(盆踊り18:00〜20:30/すいか配布20:30〜)※雨天時は8月2日(日)に順延 都立汐入公園 噴水広場周辺(南千住8)/南千住駅 汐入地区の夏の風物詩。広い公園に櫓と模擬店が立ち、最後に無料のすいかが配られるのがお約束です。模擬店は16時から、売り切れ次第終了。
親と子の盆踊り大会(東日暮里5町会合同) 2026年8月1日(土)・2日(日)18:50〜21:00 第三日暮里小学校 校庭/三河島駅・日暮里駅 東日暮里1・2丁目、三丁目本町、三丁目南、四丁目、三丁目三河島の5町会が合同で立てる大きめの盆踊り。名前のとおり、親子で行くのが正解です。
原町会 夏祭り(町屋) 2026年8月1日(土)プール&どじょうつかみ12:00〜14:00/1日・2日 盆踊り18:30〜20:30/2日(日)大人・子ども神輿と山車巡行9:00〜13:00 原中学校校庭・町屋五丁目南公園・原町会会館(町屋6-8-7)/町屋駅 どじょうつかみ・盆踊り・神輿渡御を2日間に詰め込む町屋の総合型。子ども神輿は2日の10時30分まで。町会主催でここまでフルコースなのは荒川区でもめずらしい部類です。
四町会盆踊り大会(東尾久) 2026年8月15日(土)・16日(日)18:00〜21:00 ※8月6日(木)・7日(金)19:00〜20:30に赤土小学校体育館で踊りの練習会あり 第九中学校 校庭/赤土小学校前停留場・熊野前 東尾久一丁目・本町・二丁目東・赤土の4町会合同。事前に体育館で練習会があるのが親切で、引っ越してきたばかりでも本番に入りやすい盆踊りです。
西尾久十町会連合納涼盆踊り大会 2026年8月21日(金)〜23日(日)18:30〜21:00(21日は18:00〜) あらかわ遊園運動場(西尾久6)/都電荒川線 荒川遊園地前停留場 荒川区の町会盆踊りの最大級。西尾久の9町会・自治会が連合で3日間立てます。会場が遊園地隣の運動場なので広く、区内でいちばん人が集まる櫓です。
尾久小学校盆踊り大会 2026年8月22日(土)・23日(日)18:00〜21:00(23日は20:30まで) 尾久小学校 校庭/熊野前駅・東尾久三丁目停留場 尾久橋町会ほか5町会の合同開催。盆踊りと模擬店だけのシンプルな構成で、地元の子どもがそのまま集まってくるタイプです。
五町会連合盆踊り大会(西尾久) 2026年8月22日(土)・23日(日)19:00〜21:00(23日は18:30〜) 尾久宮前小学校 校庭/宮ノ前停留場 西尾久一丁目南・東・西・二丁目北と東尾久四丁目西の5町会連合。同じ週末に十町会連合とも重なるので、尾久はこの2日間が一年でいちばんにぎやかになります。
三団体合同盆踊り大会(東尾久・大門) 2026年8月22日(土)・23日(日)18:30〜20:30(入場は18:00から) 大門小学校 校庭/町屋駅・東尾久三丁目停留場 東尾久六丁目仲町会・荒川区大門町会・大門小学校PTAの三者合同。PTAが主催に入るぶん、子ども向けの企画がしっかりしています。
盆踊り大会(東日暮里五丁目町会) 2026年8月22日(土)・23日(日)19:00〜21:00 日暮里南公園(東日暮里5)/三河島駅・日暮里駅 公園に櫓を立てる東日暮里側の定番。盆踊りと模擬店で、駅から歩いて行けるので浴衣のまま寄りやすい会場です。
納涼祭(大西町会/三河島稲荷神社) 2026年8月22日(土)16:00〜18:00 三河島稲荷神社 境内(荒川3-66-5)/三河島駅 神社の境内で夕方だけ立つ、こぢんまりした納涼祭。ゲームとかき氷・ジュース・お酒の販売という、良い意味で気負わない町会行事です。
納涼踊り(日暮里中央町会) 2026年8月28日(金)〜30日(日)18:30〜21:00 日暮里駅前イベント広場/日暮里駅 荒川区の夏の締めくくり。駅前広場で3日間続く盆踊りで、仕事帰りにそのまま寄れる立地が強みです。
その他の町会・自治会の夏の催し(あらかわ区報 令和8年7月21日号 8面) 2026年7月下旬〜8月下旬の週末 各町会会館前・児童遊園・小学校校庭など/区内全域 二之坪町会の納涼子ども縁日まつり、東日暮里一丁目正庭町会の納涼子どもまつり、尾竹橋町会の子ども神輿・山車巡行、東尾久五丁目仲町会の夏祭り子ども会など、区報8面に数十件が一覧で載ります。荒川区に住むならこの号は保存版です。

参考:昨年(2025年)の実績・例年の開催時期(2026年の日程は公式発表待ち)

祭り・イベント名 2025年の実績・例年 場所・最寄り ひとこと
諏方神社 例大祭(氏子まつり) 2025年8月23日(土)境内縁日・奉納演芸18:00〜/24日(日)町会神輿連合渡御/27日(水)例大祭祭祀10:30(関係者のみ) 諏方神社(西日暮里3-4-8)・氏子各町/西日暮里駅・日暮里駅 日暮里・谷中の総鎮守の大祭。国の重要無形民俗文化財である松本社中の江戸の里神楽が奉納され、翌日は町会神輿が連合で町を練ります。荒川区の夏の締めにあたる行事です。
石浜神社 例大祭 5月下旬の金〜日(例年)/本社神輿渡御は隔年 石浜神社(南千住3)/南千住駅 金曜に宵宮祭、土曜に大祭式、日曜に神幸祭という三日構成。本祭でない年は稚児行列や奉納演芸大会が行われます。夏の納涼大会は、この本社神輿渡御がある年だけ開かれます。
素盞雄神社 天王祭(本まつり以外の年) 6月上旬(例年) 素盞雄神社・氏子61ヶ町/南千住駅・三ノ輪駅 本まつりは3年に一度なので、次の2027年・2028年は御本社神輿の渡御はありません。そのかわり毎年100基を超える町神輿が各町内を巡行し、二天棒の神輿振りは町神輿でも見られます。
あらかわ遊園 夏休み期間の営業 7月下旬〜8月末(例年) あらかわ遊園(西尾久6-35-11)/都電荒川線 荒川遊園地前停留場 祭りそのものではありませんが、夏休みは営業日・営業時間が拡大されます。水あそび広場や観覧車と、隣の運動場で立つ十町会連合盆踊りをはしごするのが地元流の過ごし方です。
荒川区内 各町会・自治会の納涼盆踊り大会 7月下旬〜8月下旬の週末(例年) 各町会会館前・児童遊園・小学校校庭など/区内全域 南千住・日暮里・荒川・町屋・尾久の五地域それぞれで、毎年数十件が立ちます。日程は毎年7月21日号のあらかわ区報8面と、町会の掲示板・回覧板で告知されます。

※2026年の日程が発表され次第、順次更新します。

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🏮 東京23区の夏祭り・盆踊りまとめ(全23区)|他の区のお祭りもまとめてチェックできます。

お祭りが好きな街は、住みやすい街

荒川区の祭りの一覧を眺めていると、区の性格がそのまま出てきます。目立つのは神社の名前ではなく、町会の名前です。西尾久の9町会が連合で3日間の櫓を立て、東尾久の4町会が本番の前に体育館で踊りの練習会を開き、大門小学校ではPTAが町会と一緒に主催に入る。区報の8面が毎年これで埋まるということは、それだけの数の町会が今も現役で動き、会計を回し、当日の役割分担を決めているということです。これは防災訓練や見守り、子ども会にそのままつながる地力で、数字には出にくいけれど住み心地に直結します。

そのうえで荒川区は、23区の中では家賃相場が落ち着いていて、日暮里からは山手線・京浜東北線・常磐線・京成本線・日暮里舎人ライナーが使え、南千住からは日比谷線とつくばエクスプレス、町屋からは千代田線と京成が使えます。上野も北千住も自転車圏で、成田空港へは京成スカイライナーで一直線。都電荒川線がのんびり走り、あらかわ遊園や汐入公園、荒川自然公園といった子ども連れ向けの場所も揃っています。派手な観光地ではないぶん生活コストと利便性のバランスがよく、「近所の盆踊りに顔を出す暮らし」が本当に成立する区。荒川区はそこが強みです。

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