夏祭り・花火

【2026年版】北区の夏祭り・盆踊りガイド|王子神社例大祭(槍祭)・赤羽納涼フェスタはいつ?

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北区の夏祭り

📣 北区の初夏を開ける十条冨士神社大祭「お冨士さん」(2026年6月30日〜7月1日)と、春の第68回 赤羽馬鹿祭り(4月25日〜26日)はすでに開催終了。ただし北区の夏はここからが本番で、8月7日〜9日の王子神社例大祭「槍祭」、それに合わせた東十条など各町会の神輿と盆踊り、8月29日〜30日の赤羽納涼フェスタ、そして9月27日の王子田楽舞奉納がまだ残っています。

町会・自治会の納涼盆踊りや、日程が例年どおりとしか分からない行事は、2025年の実績を参考に掲載しています。おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

もんじろう
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北区の夏はね、「王子と赤羽で性格がぜんぜん違う」のがおもしろいんだ。王子は王子神社を中心に、田楽舞みたいな中世から続く神事がそのまま残ってる。いっぽう赤羽は、馬鹿祭りに納涼フェスタと、とにかく明るくて騒がしい。同じ区なのに、電車で5分ずれるだけで祭りの空気が変わるんだよ。

※データは2026年7月時点。日程は変更・中止の場合があります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。

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北区の夏祭りってどんな感じ?

北区は、JR京浜東北線と埼京線が南北に貫き、王子・十条・赤羽・田端・上中里・浮間という個性の違う街が一列に並んだ区です。区の東側は隅田川と荒川に挟まれた低地、西側は飛鳥山から西ケ原へ続く台地。その高低差が、そのまま神社の立地や祭りの形にも表れています。飛鳥山公園、名主の滝公園、荒川の岩淵水門、そして十条銀座・赤羽一番街・赤羽スズラン通りといった現役の商店街が、区内のあちこちに散らばっています。

祭りの傾向は、大きく三系統に分かれます。ひとつめは神事系。王子神社の例大祭「槍祭」で奉納される「王子田楽」は北区指定無形民俗文化財で、花笠をかぶった舞童がささらと小太鼓を持って舞う、日本三大田楽のひとつに数えられる芸能です。十条冨士神社の「お冨士さん」も、江戸の庶民が富士山に登れない代わりに築いた冨士塚(北区有形民俗文化財)の山開きがそのまま祭礼になったもので、参道沿いに露店がぎっしり並びます。浮間の氷川神社に伝わる「マンゴリ(万垢離)」に至っては、ぼんぜんを担いで荒川で川禊をするという、23区内では相当めずらしい水の行事です。

ふたつめは町会・地域系。王子神社の例大祭に合わせて、東十条をはじめとする各町会が神輿を出し、その前後の夜に会館前や公園で盆踊りを立てます。「連合みこし」で小学校に集まってから町を練る形が北区らしいところで、住民として関われば関わるほど楽しくなるタイプです。みっつめが商店街・イベント系で、赤羽の馬鹿祭りや納涼フェスタ、飛鳥山公園の盆踊り、そして荒川河川敷で上がる北区花火会がこれにあたります。

つまり北区の夏は、「中世から続く田楽を見た翌週に、赤羽の校庭でビールを飲みながら盆踊り」という落差が普通に成立する区です。観光地としてよそ行きに整えられていないぶん、地元の空気がそのまま残っているのが良さだと言えます。

北区の夏祭り・盆踊り・花火 一覧

2026年の開催が確定しているお祭り

祭り・イベント名 2026年の日程 場所・最寄り ひとこと
第68回 赤羽馬鹿祭り 2026年4月25日(土)前夜祭・26日(日)本祭 ※開催終了 赤羽公園・赤羽駅東口広場・赤羽小学校校庭/赤羽駅 60年以上続く赤羽の看板行事。26日12時ごろ赤羽小学校を出発する大パレードは、音楽パレード・馬鹿踊りパレード・江戸みこしパレードの三部構成で、8基の神輿が東口前通りを進みます。
十条冨士神社大祭(お冨士さん) 2026年6月30日(火)〜7月1日(水)9:00〜20:00 ※開催終了 十条冨士神社(中十条2-14)/東十条駅徒歩2分・十条駅徒歩7分 富士山の山開きに合わせた冨士塚の祭礼。参道と道路沿いに200軒規模の露店が並び、北区の夏の号砲になる二日間です。十条冨士塚は北区有形民俗文化財。
東十条一丁目町会 模擬店・盆踊り縁日 2026年8月7日(金)・8日(土)※盆踊り練習は8月4日(火)・5日(水) 東十条一丁目町会会館前(練習は高架下公園)/東十条駅 王子神社例大祭に合わせて立つ町会の櫓。神輿は町会会館前に、東十条連合みこしは東十条小学校に集合します。地元の人が主役の、まさに町内の盆踊りです。
王子神社例大祭(槍祭) 2026年8月7日(金)宵宮/8日(土)大祭式/9日(日)町会行事 王子神社(王子本町1-1-12)/JR王子駅北口徒歩5分・都電荒川線王子駅前 北区最大の例大祭。「御槍」と呼ばれる小さな槍のお守りが授与されることから槍祭とも呼ばれます。隔年の本祭では宮出しと神輿連合渡御が行われ、周辺の町会がいっせいに動きます。
赤羽納涼フェスタ 2026年8月29日(土)〜30日(日) 北区立赤羽小学校 校庭/JR赤羽駅東口徒歩約5分 赤羽の夏の締めくくり。飲食の出店とステージ、そして盆踊りがセットになった、家族連れで行きやすいタイプのイベントです。
王子田楽舞 奉納 2026年9月27日(日)16:00〜 王子神社(王子本町1-1-12)/王子駅 北区指定無形民俗文化財で、日本三大田楽のひとつ。花笠の舞童がささらと小太鼓を鳴らして舞います。2026年は例大祭とは切り離して9月に単独開催されるのが大きな変更点です。

参考:昨年(2025年)の実績(2026年の日程は公式発表待ち)

祭り・イベント名 2025年の実績 場所・最寄り ひとこと
飛鳥山盆踊り 2025年7月5日(土)〜6日(日) 飛鳥山公園 ステージ前芝生広場(王子1-1-3)/王子駅すぐ 桜で有名な飛鳥山が、夏は盆踊り会場になります。ステージイベントとキッチンカーが入る現代型で、駅から歩いてすぐという行きやすさが強みです。
静勝寺 道灌祭 毎年7月26日(例年) 静勝寺(赤羽西1-21-27)/赤羽駅 太田道灌ゆかりの寺で行われる法要行事。道灌の木像が公開される日で、赤羽台の高台にひっそり立つ境内の空気がふだんと変わります。
十条自衛隊盆踊り大会 7月中旬(例年) 陸上自衛隊十条駐屯地(十条台1-5-70)/十条駅・東十条駅 駐屯地のグラウンドを一般開放して行う大規模な盆踊り。屋台の数と人出が北区の盆踊りの中でも群を抜きます。入場の可否や持ち物制限は毎年告知が出ます。
マンゴリ(万垢離) 7月(例年) 氷川神社(浮間2-19-6)/JR埼京線 浮間舟渡駅 徒歩10分 浮間に伝わる川の禊行事。茅の輪をくぐって身を清めたあと、菰俵をつけた「ぼんぜん」を荒川へ運んで川禊を行います。23区でこれが見られるのは貴重です。
北区花火会 2025年9月27日(土) 荒川河川敷・岩淵水門周辺(志茂5-41-2)/赤羽岩淵駅・志茂駅・赤羽駅 夏ではなく初秋に上がるのが北区流。荒川の広い河川敷が会場なので、都心の花火大会に比べると場所取りの圧が穏やかです。
熊野神社 例大祭 9月第1土・日(例年) 熊野神社(志茂)/志茂駅・赤羽岩淵駅 志茂の氏神さまの秋祭り。夏の終わりから秋にかけて、北区の神社の例大祭が順番に回ってくるサイクルの先頭にあたります。
香取神社 例大祭 9月第2土・日(例年) 香取神社(赤羽北)/北赤羽駅 赤羽北・浮間側の氏神さまの例大祭。区の西端にあたるエリアで、地元の町会が中心になって神輿を出します。
七社神社大祭 9月 秋分の頃(例年) 七社神社(西ケ原2-11-1)/西ケ原駅・上中里駅・飛鳥山 渋沢栄一の旧邸があった西ケ原の氏神さま。飛鳥山のすぐ裏手にあり、参道に露店が並ぶこぢんまりした大祭です。
北区内 各町会・自治会の納涼盆踊り大会 7月下旬〜8月下旬の週末(例年) 各町会の公園・児童遊園・小学校校庭など/区内全域 王子・十条・赤羽・田端・滝野川・浮間など、町会ごとに櫓を立てる小規模な盆踊り。日程は町会の掲示板や回覧板、区のニュース北区版で告知されます。

※2026年の日程が発表され次第、順次更新します。

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🏮 東京23区の夏祭り・盆踊りまとめ(全23区)|他の区のお祭りもまとめてチェックできます。

お祭りが好きな街は、住みやすい街

北区の祭りを並べてみると、区の強さがそのまま見えてきます。王子神社の例大祭に合わせて東十条の町会が神輿を出し、その前に会館前で盆踊りの練習を二晩やる。赤羽では商店街が主体になって馬鹿祭りのパレードを組み、夏の終わりには小学校の校庭を借りて納涼フェスタを立てる。どれも行政のイベントではなく、町会と商店街と神社が自分たちで段取りを決めて動かしているものです。担ぎ手が集まり、資金が回り、近所同士で話がつく――それが毎年続いているというのは、防災や子育て、日々の見守りにそのままつながる地力の証明です。

そのうえで北区は、家賃相場が23区の中では抑えめで、京浜東北線・埼京線・南北線・都電荒川線が使えて上野も新宿も池袋も近い、という現実的な強さを持っています。十条銀座や赤羽一番街のように日常の買い物が安く済む商店街が現役で、飛鳥山公園や荒川の河川敷といった広い緑もある。祭りの音が聞こえる距離で暮らしながら、都心へのアクセスと生活コストを両立できる。北区は「派手さより地力」で選ばれる区だと言えます。

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