
🎆 2026年の調布花火(第41回)は中止になりました
2026年9月12日(土)に予定されていた第41回調布花火は、中止です。調布市花火実行委員会は9月11日、「長期に渡る降雨による河川の水位上昇の影響により、花火打ち上げ場の設営を行うことが出来なかった」と発表しました。順延の予定はありません。調布花火の打ち上げ場所は多摩川の中州。2017年にも、台風のあとの増水で同じように中止になったことが、公式の年表に残っています。
📌 この記事は2026年9月13日時点の情報です
有料席チケットの払い戻しは、2026年9月12日(土)10時〜10月31日(土)、購入したセブン-イレブン店舗でチケットを持参して手続きします。次回(2027年)の日程は、まだ発表されていません。
中止の経緯|雨で川の水位が上がり、打ち上げ場を作れなかった
| 項目 | 公式の発表 |
|---|---|
| 予定されていた日時 | 2026年9月12日(土)開会式18時、打ち上げ18時15分〜19時15分 |
| 予定されていた発数 | 約10,000発 |
| 打ち上げ場所 | 二ヶ領上河原堰付近の中州 |
| 中止の発表 | 2026年9月11日 |
| 中止の理由 | 長期に渡る降雨による河川の水位上昇の影響で、花火打ち上げ場の設営ができなかった |
| 順延 | なし |
| 払い戻し | 9月12日10時〜10月31日、購入したセブン-イレブン店舗で |
花火大会の中止というと、当日の雨や風を思い浮かべがちです。ですが今回は前日の発表でした。打ち上げ場所が川の中州なので、当日の天気がどうであれ、増水していると打ち上げの準備そのものができない、ということです。
🌊 もともとの予定では「当日の午前10時に開催可否を決定」
よくある質問では、開催の可否は9月12日(土)午前10時に決定し、調布FMラジオ(83.8MHz)・防災無線・専用ダイヤルで知らせる予定でした。さらに「開催決定後でも、天候の急変等(河川の増水・雨天・風など)により、中止となる場合があります」と、河川の増水が中止の理由のひとつとして最初から挙げられていました。
過去に行った人の口コミ・満足度
2026年は中止になりましたが、これまでに調布花火を見たことがある人の声を集めています。会場や見え方、帰り道のことなど、次に行く人の参考になります。匿名・10秒で回答できます。
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行ってみての一言
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2017年も、増水で中止になっていた
公式サイトの年表には、2017年の第35回についてこう書かれています。
🌀 「順延もなく完全に中止となったのは調布花火史上初」
2017年10月28日(土)の映画のまち調布“秋”花火2017(第35回)は、前週に通過した台風21号の影響で多摩川が増水し、打上場所である中州への花火資材搬入ルートが確保できず、開催中止になりました。年表は「順延もなく完全に中止となったのは調布花火史上初」と記しています。2026年の中止も、理由は同じ「川の水位」でした。
年表を見ると、調布花火は川の状態に左右されてきた大会でもあります。1983年には「前年からの水害で川の流れが変わったため、当初計画していた八寸玉の打ち上げは中止」、1988年には「二ヶ領上河原堰上流(多摩川会場)、下流(布田会場)の2カ所での打ち上げが始まる」と書かれています。
調布花火の歴史|昭和8年に始まり、「全日本輸出振興煙火競技大会」へ
公式サイトは、調布の花火の歴史をこう紹介しています。「初めて開催されたのは昭和8年のこと」。戦争で中断したあと「昭和29年からは全日本輸出振興煙火競技大会として14回開催」され、「その美しさ、豪華さは、全国有数の花火と言われています」。
| 年 | 公式年表に残っていること |
|---|---|
| 1933年 | 初めて多摩川の河川敷で花火大会を開催 |
| 1936年 | 納涼花火大会。京王線のキャンペーン標語は「涼しい花火は…涼しい電車で!!」 |
| 1954年〜1967年 | 全日本輸出振興煙火競技大会(第1回〜第14回)。全国の花火業者が腕を競い、1964年は約20,000発・18万人 |
| 1968年 | 京王線の架橋工事(京王多摩川駅の移設・高架化)の影響で中止 |
| 1969年 | 開催環境が整わず中止 |
| 1981年 | 14年ぶりに復活した燈籠流しの余興として240発 |
| 1982年 | 第1回 調布市花火大会(800発・8万5千人) |
| 1991年 | 全国でも初めての「尺玉100連発」が始まる(10,732発・50万人) |
| 2011年 | 東日本大震災の影響で中止 |
| 2017年 | 台風21号による増水で中止(順延なし) |
| 2020年〜2022年 | 新型コロナウイルス感染症の影響で中止 |
| 2025年 | 第40回。約10,000発・32万人 |
| 2026年 | 第41回、河川の水位上昇で中止 |
「ハナビリュージョン」——音楽と花火を完全にシンクロさせる演出も、公式は「調布の花火が元祖」と書いています。年表では第22回(2003年)から加わったとされています。
会場は3つ|「布田会場」は川崎市の布田とは別
2026年のアクセス案内では、会場ごとに最寄り駅が違いました。次回の参考に残しておきます。
| 会場 | 最寄り駅と所要時間(2026年の案内) |
|---|---|
| 布田会場(メイン会場・打ち上げ場所にいちばん近い) | 京王線布田駅 徒歩20分/国領駅 徒歩25分/調布駅 徒歩25分 |
| 京王多摩川会場 | 京王相模原線京王多摩川駅 徒歩10分/調布駅 徒歩20分。花火終了後は京王多摩川駅が大変混雑し、入場規制の場合も |
| 電通大グランド会場 | 調布駅・布田駅 徒歩20分 |
⚠️ 「布田」が2つある
公式は「調布市の布田会場です。川崎市多摩区布田とは異なりますのでご注意ください」と、何度も書いています。多摩川をはさんだ川崎市側でも交通規制があり、稲田堤駅と中野島駅では状況により入場規制の可能性があると案内されていました。川崎市側の交通規制は観覧エリアの確保ではなく、緊急時の動線確保のためだとも書かれています。
| 項目 | 2026年に予定されていた決まり |
|---|---|
| 場所取り | 自由観覧エリアは当日の午前0時から。1人あたり90cm×90cm程度が目安 |
| 禁止 | スプレー・ガムテープ・パラソル・テント・車・自転車での場所取り、割り箸・杭・ペグ |
| 固定 | 水を入れたペットボトルなど当たってもケガをしにくい物で。石は元の場所に戻す |
| サイクリングロード | 当日7時〜翌日7時まで通行止め |
| 車・駐車場 | 会場に駐車場なし。周辺道路は交通規制 |
次はいつ?|2026年9月時点では未発表
2027年の調布花火の日程は、まだ発表されていません。最近は2023年9月24日、2024年9月21日、2025年9月21日と、9月の開催が続いていました。決まり次第、公式サイトで案内されるはずなので、ブックマークしておくのが確実です。
公式リンクまとめ(ブックマーク推奨)
多摩川と、京王線と、花火の街に住む
調布花火の年表には、京王線のキャンペーン標語(1936年)や、京王多摩川駅の高架化工事での中止(1968年)が出てきます。多摩川と京王線と花火が、昔から一緒に語られてきた街です。
布田・国領・京王多摩川——花火の会場に歩いて行ける駅が、京王線沿いに並んでいるのが調布です。川のそばで暮らすということは、川の機嫌に左右されることもある。今年の中止は、そのことも思い出させてくれました。