
国立市の支援制度、ざっくり言うと
令和8年10月1日から、小学生〜高校生相当の通院時の窓口負担200円が0円になります。市が「市独自制度」と明記した変更で、この記事を書いている9月時点ではまだ200円がかかります。
保育園・幼稚園の副食費(おかず代)が令和8年9月1日から無償。所得制限なしで、私立幼稚園や市外の施設に通う子まで対象です。
小中学校の給食費は公費負担で0円。0歳から中学卒業まで、食費の負担がほぼ消える設計になりました。
耐震改修に太陽光を組み合わせると最大116万円(改修80万円+太陽光を想定した設計に36万円加算)。耐震と脱炭素を組み合わせた珍しい制度です。
防災の助成が細かく揃っている一方、がけ・擁壁、止水板、雨水タンクの助成は確認できませんでした。市独自の奨学金は「ありません」と市が明言しています。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の国立市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、国立市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、国立市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏚️ 木造住宅の耐震診断・耐震改修費用助成(★太陽光との組み合わせで最大116万円)
耐震診断:診断費用の2分の1・上限5万円(千円未満切り捨て)診断の対象:市内の住宅または店舗併用住宅(居住部分が2分の1以上)。昭和56年5月31日以前に着工した旧耐震のもの、または昭和56年6月1日〜平成12年5月31日に着工した2階建て以下の在来軸組工法条件:所有者ご本人が住んでいること。同居している方全員が市税を滞納していないこと耐震改修:改修費の3分の1・上限80万円★太陽光の加算:2キロワット以上の太陽光発電の設置を想定した設計にすると、附属耐震改修費から300万円を引いた額の5分の3・上限36万円を加算★合計:うまく組み合わせると最大116万円に届きます。耐震と脱炭素を組み合わせたこの設計は多摩地域でも珍しいです★注意:市が「予算の都合などにより助成金を受けられなくなる可能性もあります」と本文に明記しています
🏢 分譲マンションの耐震診断費用助成
金額:診断費用の3分の2と、限度額の3分の2の、低いほうの額限度額の計算:1,000平方メートル以内の部分は1平方メートルあたり3,670円、1,000超〜2,000平方メートルは1,570円、2,000平方メートルを超える部分は1,050円対象:延べ1,000平方メートル以上かつ3階以上、昭和56年5月31日以前の確認を受けたもので、設計図書があること申請者:管理組合(区分所有者の半数以上の合意が必要)
☀️ 住宅用スマートエネルギー関連システム設置補助金
太陽光発電(新築):1キロワットあたり2.5万円・上限12.5万円太陽光発電(既存住宅):1キロワットあたり2万円・上限10万円エネファーム・蓄電池・太陽熱利用:各4万円(定額)分譲マンションの管理組合が設置する太陽光:1キロワットあたり2万円・上限10万円★制限:同じ世帯で1年度に2種類までです受付:令和8年4月1日〜令和9年3月31日。先着順で、予算がなくなり次第打ち切り条件:市内在住・市税完納・申請した年度内に設置を完了すること
🪟 住宅省エネルギー化補助制度
窓の断熱改修:対象経費の20%・上限80,000円。複層ガラスまたは二重窓で、部屋単位ですべての窓を対象にすること。熱貫流率2.3W/平方メートル・K以下。年度内に1回屋根・屋上の遮熱塗装:対象経費(税抜)の20%・上限40,000円。既存住宅の屋根・屋上を全面塗装し、近赤外日射反射率50%以上のもの集合住宅の共用部LED化:対象経費(税抜)の20%・上限200,000円。分譲マンションの管理組合が総会などで決めたもの。1棟1回限り注意:先着順です
🔌 省エネ家電買換え促進補助金(★市内店舗で買うのが条件)
金額:購入・設置費(税抜)の4分の1・上限1万円対象:LED照明、冷蔵庫、エアコン、給湯器(東京ゼロエミポイントの対象機器)★購入先:市内の店舗で新品を買うことが条件です(給湯器のみ市外でも可)。ネット購入・ポイントでの購入は対象外申請:設置してから申請します。同じ世帯で1年度に1回注意:予算がなくなった場合は期間内でも終了し、その告知は市のホームページで行われます
🧱 ブロック塀等撤去等工事助成(★地区によって金額が変わります)
通常の金額:長さ1メートルあたり5,000円。工事費の9割と15万円の低いほうが上限★加算のある地区:谷保・青柳・石田・矢川、および地区防災計画を策定済みの区域(平成30年8月1日時点で北二丁目)は、1メートルあたり8,000円・上限24万円対象:道路等に接した高さ1メートルを超えるブロック塀・石塀・万年塀・門柱。撤去するか、60センチ以下にすること★申請:契約の締結前・着工前の申請が必須です★期限:申請期限はその年度の12月末日の開庁日です。年度末ではないので注意してください
🌳 生垣新設補助・保存樹木等の維持管理助成
生垣の新設:道路(公道・私道を問わず通り抜けできるもの)に面していて、フェンス等がなく、植栽面の高さが40センチ程度であること。既存のブロック塀の撤去も含みます。不動産業者などは対象外生垣の金額:市ページ本文に金額の記載がなく、確認できませんでした(案内はPDFのみ)特別緑地・保存樹林の維持管理:1平方メートルあたり年額10円保存樹木の枝おろし:費用の2分の1以内・1本あたり5万円が限度。前回の助成から3年経過していること
🔐 防犯機器等購入等緊急助成金
金額:対象経費(税込)の2分の1・上限20,000円(千円未満切り捨て)対象:防犯カメラ、カメラ付きインターホン、面格子、人感センサー、防犯フィルム、防犯錠など★対象外:断熱防犯窓は東京都の事業の対象なので、この助成からは除かれます条件:市内にお住まいで実際に住んでいること。令和8年4月1日以降に購入したもの。令和7年度にこの助成を受けた世帯は対象外申請期間:令和8年5月1日〜12月25日。予算に達し次第終了
💧 雨水浸透ますの設置助成
250型:1基あたり29,000円300型:1基あたり34,000円350型:1基あたり48,000円上限:1件につき20万円まで★対象:市内の既存建築物の所有者等。新築・増改築は対象外です対象外の地域:急傾斜地、地下水が地表から1メートル以内の地域条件:下水道使用料・受益者負担金・市税の滞納がないこと。国立市の指定下水道工事店へ申し込むこと補足:雨どいなどの配管費用は含みません。なお雨水貯留槽(雨水タンク)や止水板の助成は、市公式サイト上で確認できませんでした
🏠 空き家・家賃助成(★いずれも確認できませんでした)
★空き家バンク:空き家バンク、空き家の取得・改修に対する補助金は、市公式サイト上で確認できませんでした。あるもの:譲渡所得3,000万円特別控除の案内、シルバー人材センターとの管理協定、相談窓口、空家等対策計画などです★家賃助成:一般向けの家賃助成も確認できませんでした。「住宅のご案内」は都営住宅・都民住宅・公社住宅の募集情報のみです★リフォーム:一般的なリフォーム補助やV2Hの補助も、市公式サイト上では確認できませんでした
👶 出産・子育ての支援
🏥 こども医療費助成(★令和8年10月1日から通院200円が0円に)
★重要な変更:市が令和8年8月24日に「【市独自制度】令和8年10月1日からマル子・マル青(小学生から高校生相当年齢)の通院時の窓口負担が0円になります。」というページを公開しました現在(2026年9月時点):制度全般のページには「小学生以上のこどもは、通院の場合には1回につき最大200円の一部負担があります」という記載が残っています。10月1日までは200円がかかりますマル乳(0歳〜小学校入学前):もともと200円の負担はありませんマル子(小1〜中3):令和8年10月1日から0円マル青(高校生相当):令和8年10月1日から0円入院:入院と入院時の食事療養標準負担額は、以前から自己負担なしです所得制限:令和5年4月に撤廃済みです★注意:市の2つのページで記述が食い違っている状態です(0円化の告知ページには詳しい説明がまだありません)。10月以降に必ず最新の案内を確認してください
🍽️ 副食費(給食のおかず代)の無償化(★令和8年9月1日開始・所得制限なし)
金額:低いほうの額。①給食を食べた日数×1食あたりの副食費相当額、または②月4,500円。実費が上限より少なければ実費★開始:令和8年9月1日から★対象の広さ:認可保育所、認定こども園、私立幼稚園、国立大学附属幼稚園の3〜5歳児クラス。市外の施設に通っている方も対象です★所得制限:ありません★ポイント:保育園だけでなく幼稚園まで、しかも市外の園まで含めている点が大きな特徴です
🏫 認可保育所等の保育料(★0〜5歳が全員無償)
0〜2歳児クラス:無償。東京都の支援拡大により、令和7年9月以降は第1子から無償になりました3〜5歳児クラス:国の制度でもともと無償です手続き:不要です対象外:延長保育料は無償化の対象外です実施主体:東京都と国の制度を市が実施しています
🎒 無償化の対象外になる施設への市独自の上乗せ補助
金額:月額3,700円対象①:認可外保育施設(東京都の認証保育所を含む)の3〜5歳児クラスで、無償化や利用支援事業の対象にならない方。ただし「基準を満たす証明書」が交付されていない施設は対象外対象②:外国人学校の幼稚部★ポイント:制度の隙間に落ちてしまう家庭を、市が独自に拾っている形です
🤰 妊婦のための支援給付・ゆりかご面談
妊婦のための支援給付:1回目に5万円(妊娠時)、2回目に5万円×お子さんの数(出産後)対象:市に住民票のある妊婦の方。令和7年3月31日以前に妊娠届を出した方・出産した方は対象外申請方法:ゆりかご面接や新生児訪問のときに案内される二次元コードから申請しますゆりかご面談:妊娠届を出したあとの面談を受けると、子ども商品券1万円分(東京ママパパ応援事業)実施主体:支援給付は国の制度を市が実施。ゆりかご面談は東京都と市
🩺 里帰り出産等の妊婦健康診査費用助成・新生児聴覚検査助成
妊婦健診の初回:11,670円2回目以降:5,460円超音波検査:5,300円子宮頸がん検診:3,400円回数の上限:健診14回、超音波4回、子宮頸がん検診1回対象:受診票を使わずに都外の医療機関・助産所で自費で受診した場合。実費と上記を比べて低いほうの額です新生児聴覚検査:上限3,000円で1回。受診票の有効期限は原則として生後1か月ごろ(事情があれば生後50日まで)
🛏️ 産後ケア事業・育児支援サポーター派遣
産後ケア:短期入所、通所、居宅訪問の3種類。令和6年12月1日から事前の登録申請が不要になりました産後ケアの負担額:市ページ本文に利用者負担額の記載がなく、確認できませんでした(案内はPDFのみ)。非課税世帯・生活保護世帯は証明書を出すと減額されます。支払いは利用当日に施設へ現金で育児支援サポーター:利用料は月〜土が1時間820円、日祝が1時間1,000円。これは利用者負担額で、助成金ではありませんサポーターの条件:母子健康手帳を取得した妊婦の方、または産後1年以内(多胎は2年)。合計30日まで(多胎は60日)、1日4時間まで取消料:当日のキャンセルは1時間分、無断キャンセルは1,000円
🤒 病児・病後児保育「くるみ」
利用料:1日2,500円(市内のお子さん1人あたり)★減免:生活保護世帯、中国残留邦人等支援給付の世帯、前年度の住民税非課税世帯は無料(払い戻しの形です)場所:都立小児総合医療センター内(府中市)にあります対象:生後5か月から小学6年生まで。事前登録が必須(登録料は無料)定員:各市1日4名
💉 子どもの予防接種費用助成
インフルエンザ(不活化・皮下注):1回1,000円を2回までインフルエンザ(経鼻生ワクチン):1回2,000円を1回までインフルエンザの対象:生後6か月から就学前まで。令和8年度は令和8年10月ごろから実施予定で、9月時点ではまだ始まっていませんおたふくかぜ:1回1,000円を2回まで。満1歳から就学前までおたふくかぜの期間:令和8年4月1日〜令和9年3月31日。令和7年10月1日以降の接種が対象で、すでに1回接種していれば残り1回分です
🎓 私立幼稚園等の園児の保護者補助金
種類:副食費補足給付、入園料等補助金、園児保護者負担軽減補助金、幼児教育推進補助金、預かり保育補助金(満3歳児)、私立幼稚園等副食費補助金、預かり保育夏季加算補助金交付の時期:前期(4〜8月分)が令和8年10月末ごろ、後期(9〜3月分)が令和9年5月中旬ごろ金額:市ページ本文に金額の記載がなく、確認できませんでした(案内は「しおり」のPDFのみ)。金額はPDFか担当窓口で確認してください
🍚 学校給食費(★公費負担で0円)
市ページ原文:「国立市では、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、令和7年1月(令和6年度第3学期)分から市立小中学校の給食費における公費負担の対象を拡充します。」市ページ原文(続き):「これまで公費負担により給食費を納付していた保護者に加え、現在、給食費を負担している児童、生徒の保護者に対しても支援を拡充し、どのような保護者においても給食費の負担をなくします。」★使っている言葉:市の見出しは「給食費の公費負担(無償化)」です。「全額」「所得制限なし」という語は本文にありません対象:国立市立の小中学校に在籍し、学校給食の提供を受けている児童・生徒の保護者手続き:「保護者の方からの申込の手続きは必要ありません」と明記されています★注意:財源・対象年度・今後の継続見通しについては、市ページに記載がありませんでした。ページの更新日も2024年11月26日のままです
📝 就学援助・入学前準備金
内容:学用品費、修学旅行費、給食費などの一部を援助します対象:生活保護を受けている方(要保護)、児童扶養手当を受けている方・生活保護が停止や廃止になった方・その他経済的な理由がある方(準要保護)★所得の目安:父39歳・母35歳・小2・幼児という4人世帯で、所得が約330万円以下補足:令和4年度から国公立、令和5年度から私立の小中学校に通う保護者も申請できるようになりました申請が必要な学年:小1・小4・中1。申請期間は4月1日〜30日ですが、随時受付もあります入学前準備金:翌年度に小学校へ入学する予定のお子さん、市立小6の保護者が対象。金額は市ページ本文に記載がなく確認できませんでした。令和7年度分の受付は令和7年12月26日(ウェブは28日)で終了しています★奨学金:市ページに「国立市では市独自の奨学金制度を設けておりません」「高校生等以上を対象とした奨学金について、国立市独自の制度はありません」と明記されています。案内されているのは日本学生支援機構や東京都私学財団などの外部制度と、受験生チャレンジ支援貸付事業(貸付)です
❄️ 低所得世帯に対するエアコン購入費用助成
金額:購入・設置費用の範囲内で上限10万円(本体、運搬費、設置工事費、撤去費、リサイクル料)対象:市内にお住まいで、エアコンを1台も設置していない世帯。令和7年度または令和8年度の市民税非課税世帯、または均等割のみ課税の世帯。生活保護・中国残留邦人等支援給付を受けていないこと★申請:購入前の申請が必須です申請期間:令和8年5月1日〜11月30日。予算に達すると早期に終了します★使いやすさ:中古も対象で、東京ゼロエミポイントとも併用でき、代理受領制度もあります。販売店が助成分を差し引いて販売してくれるので、立て替えが不要です
👂 高齢者補聴器購入費助成(令和7年10月開始)
金額:購入費用のうち上限4万円対象:市内在住の65歳以上(その年度中に65歳になる方を含む)で、住民税非課税の方聞こえの条件:耳鼻咽喉科の医師に中等度難聴(両耳の平均聴力が40デシベル以上70デシベル未満)などで装用の効果が期待できると認定されること(医師の意見書が必要)その他:補装具支給制度の対象でないこと。認定補聴器技能者が在籍する店での購入に限ります★対象外:集音器は対象外です。診察料、意見書の取得費、修理・電池交換の費用も対象になりません★ポイント:市はこれを「ヒアリングフレイル予防事業」として、市内耳鼻咽喉科のリストや簡易チェック、講演会とセットで提供しています
🩻 国民健康保険の給付(人間ドック・出産育児一時金・葬祭費)
人間ドック助成:年度ごとに1回、一律2万円人間ドックの条件:受診日時点で国立市国保に加入し、国保税を完納していること。受診期間は5月〜2月。特定健診との重複は不可★注意:利用券の交付前に受診すると助成されません。また立川北口健診館をネットで予約すると助成の対象外になります出産育児一時金:1児につき原則50万円。妊娠85日以降であれば死産・流産も対象です葬祭費:5万円。葬祭を行った方(喪主)へ
🎗️ がん患者の医療用ウィッグ・乳房補正具購入費助成
金額:上限30,000円(税込)対象:市内在住で、がんの治療中または治療歴があり、脱毛や乳房切除などで補正具が必要な方。他の自治体で同じような支援を受けていないこと対象期間:令和4年4月1日以降に購入したもの。1人1回限り申請:購入日の翌日から1年以内対象外:スタンドなどの付属品、ケア用品は対象になりません
👨👩👦 ひとり親家庭等医療費助成(マル親)
内容:医療費の一部を助成します(自由診療は対象外)対象:ひとり親家庭等の父または母と、その児童(18歳到達後最初の3月31日まで。障害等の場合は20歳未満)★所得制限:あります。扶養0人で本人208万円・扶養義務者236万円、以降1人ごとに38万円加算対象外:健康保険に加入していない方、生活保護を受けている世帯
🐈 猫の不妊去勢手術等の補助
野良猫:1匹6,000円(ノミ取りを含む)開腹してみたら手術済みだった場合の麻酔代:1匹4,000円飼い猫:1匹3,000円対象:野良猫は市内在住・在勤の個人または市内で活動する団体、飼い猫は市内在住の所有者申請:4月1日〜3月31日。先着順で、予算に達すると終了します
💍 結婚・移住・定住の支援
💍 結婚新生活支援事業(★確認できませんでした)
★重要:結婚にともなう新生活の費用を補助する制度は、国立市の公式サイト上で確認できませんでした。確認した範囲:「結婚・離婚」の目的別ページの配下は手続き・相談・ひとり親支援のみで、経済支援の掲載はありません。「各種助成」のページも起業プランサポート・商店街イベント・商店街活性化の3件で、すべて事業者向けでした補足:実施の有無は市の担当窓口にご確認ください
🚚 移住支援金(★確認できませんでした)
★重要:移住支援金にあたる市のページは、公式サイト上で確認できませんでした。背景:国の移住支援金は東京圏の外へ移る方を支援する制度で、国立市は東京圏の側にあたります。ただし市サイトに記述がないため断定はしません補足:移住支援金を前提にした資金計画は立てないほうが安全です
🌾 空き家バンク(★ありません)
★重要:市の空き家バンク、空き家の取得・改修に対する補助金は、公式サイト上で確認できませんでした。あるもの:譲渡所得3,000万円特別控除の案内、シルバー人材センターとの管理協定にもとづく管理サービス、相談窓口、空家等対策計画補足:同じ多摩地域でも青梅市には空き家バンクと移住者向けの改修補助があります。市によって差が大きい部分です
🚫 終了した臨時給付金にご注意ください
★重要:国立市は「申請期間の終了した給付金」の一覧ページを公開しています。ネット検索で出てくる情報の多くはすでに終了したものです終了済みの例:定額減税の不足額給付(令和7年10月31日終了)、令和6年度住民税均等割のみ課税世帯の臨時給付金3万円(令和7年9月30日終了)、令和6年度物価高騰対策重点支援給付金3万円(令和7年5月30日終了)など★不妊治療助成:国立市の特定不妊治療費の一部助成は受付終了です。ページ冒頭に明記されています。東京都の特定不妊治療費助成制度そのものが新規受付を停止しているためで、復活の見込みはありません
⚠️ 国立市を検討している方へ
国立市には、移住支援金・空き家バンク・結婚新生活支援事業のいずれも、市公式サイト上で確認できませんでした。入居時の一時金を当てにした資金計画は立てられないとお考えください。一方で、令和8年9月に副食費の無償化が始まり、10月には子ども医療費の通院200円が0円になります。0歳から中学卒業まで食費の負担がほぼ消え、高校生年代まで通院の窓口負担がゼロになるという、子育て期のランニングコストを削る方向に、今まさに動いている市です。なお市独自の奨学金は「ありません」と市自身が明言しています。教育費は就学援助と給食費の公費負担で支える設計です。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
👶 これから子どもを持つ・妊娠中の方
・妊婦のための支援給付:妊娠時5万円+出産時にお子さんの数×5万円・ゆりかご面談を受けると子ども商品券1万円分・里帰り出産で都外の医療機関を使った場合の妊婦健診費助成(初回11,670円ほか)・新生児聴覚検査に上限3,000円・育児支援サポーターは月〜土が1時間820円、日祝1,000円。30日まで(多胎60日)・★市の特定不妊治療費助成は受付終了しています。東京都の制度自体が新規受付を止めているためです
🏫 保育園・幼稚園・小中学生のお子さんがいる方
・★副食費(おかず代)が令和8年9月1日から無償。月4,500円上限・所得制限なし・私立幼稚園や市外の園も対象・★令和8年10月1日から、小学生〜高校生相当の通院200円が0円に(9月時点ではまだ200円かかります)・認可保育所の保育料は0〜5歳が全員無償(延長保育料は対象外)・無償化の対象外になる認可外・外国人学校の幼稚部には、市独自に月3,700円の上乗せ・小中学校の給食費は公費負担で0円。申込手続きは不要・病児保育「くるみ」は1日2,500円。非課税世帯などは無料・就学援助の目安は4人世帯で所得約330万円以下。申請が必要な学年は小1・小4・中1・★市独自の奨学金はありませんと市が明言しています
🏠 家を建てる・買う・直す方
・★耐震改修80万円+太陽光を想定した設計に36万円加算=最大116万円・耐震診断は費用の2分の1・上限5万円・太陽光は新築で1キロワット2.5万円・上限12.5万円、既存住宅で2万円・上限10万円。同一世帯は年度に2種類まで・窓の断熱改修は経費の20%・上限8万円。屋根の遮熱塗装は上限4万円・★省エネ家電の買い替え補助は「市内店舗での購入」が条件。ネット購入は対象外・★ブロック塀撤去は谷保・青柳・石田・矢川と北二丁目で加算(1メートル8,000円・上限24万円)。申請期限は12月末日・雨水浸透ますは1件20万円まで。ただし既存建築物のみで新築は対象外
🎒 防災の備えを買いたい方(★国立市は品目が細かい)
・携帯・簡易トイレ:購入費の2分の1・上限6,000円(令和7年度に新設。ペット用は対象外)・在宅避難用の仮設テント:本体購入費の2分の1・上限20,000円。1世帯1回限り・住宅用消火器:対象経費の2分の1・上限10,000円・住宅用火災警報器:2分の1・限度6,000円(65歳以上のみの世帯など)・感震ブレーカー:上限2,000円。コンセントタイプ(工事不要)も対象・★家具転倒防止器具の支給・取付は令和8年9月25日が提出期限で、申込が多い場合は抽選です・★これらはいずれも購入前の申請が必須です
🧓 高齢の方・生活が苦しい方
・エアコン購入費助成:上限10万円。中古も可、代理受領があるので立て替え不要。購入前の申請が必須で、申請期間は11月30日まで・補聴器購入費助成:上限4万円(65歳以上・非課税)。認定補聴器技能者のいる店での購入に限り、集音器は対象外・国保の人間ドック助成は年度1回・一律2万円。利用券の交付前に受診すると出ません・がん患者のウィッグ・乳房補正具に上限30,000円(1人1回限り)・がけ・擁壁、止水板、雨水タンクの助成は確認できませんでした・受験生チャレンジ支援貸付事業・生活福祉資金はいずれも貸付で、返す必要があります
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
📅 ①「いつからいつまで」が制度ごとにバラバラです
国立市は期限の設定が制度ごとに違います。ブロック塀の撤去助成は年度末ではなく12月末日、防犯機器は12月25日まで、エアコン購入費助成は11月30日まで、家具転倒防止器具は9月25日が提出期限で申込多数なら抽選です。子どものインフルエンザ助成は逆に、令和8年度分は10月ごろからの開始予定です。「年度内ならいつでも」と思って動くと間に合いません。
🛒 ②「買う前に申請」「どこで買うか」まで決まっています
エアコン購入費助成、感震ブレーカー、仮設テント、火災警報器、携帯トイレ、ブロック塀撤去は、いずれも購入・契約・着工の前に申請が必要です。さらに省エネ家電の買い替え補助は市内の店舗で買うことが条件で、ネット購入やポイント購入は対象外。補聴器は認定補聴器技能者のいる店、雨水浸透ますは市の指定下水道工事店と、購入先まで決まっている制度もあります。
🔄 ③ 令和8年秋に制度が変わります
国立市は今、子育て支援を動かしている最中です。副食費の無償化が令和8年9月1日に始まり、子ども医療費の通院200円が令和8年10月1日に0円になります。ただし医療費については、市の制度全般ページにまだ「200円」の記載が残っている状態です(更新が追いついていません)。10月以降に受診するときは、必ず最新のページを見てから判断してください。
まとめ|国立市の補助金は「使えるものを知る」ことから
国立市の支援制度をひとことで言うと、「子育ての食費と医療費を、いま消しにいっている市」です。
令和8年9月1日に保育園・幼稚園の副食費が無償になり、10月1日には小学生から高校生相当までの通院時の窓口負担200円が0円になります。すでに小中学校の給食費は公費負担で0円、保育料も0〜5歳が全員無償です。副食費の無償化が私立幼稚園や市外の園まで含み、しかも所得制限がない点は、多摩地域でも広いほうです。
住宅では、耐震改修80万円に太陽光を想定した設計への36万円の加算を足して最大116万円という、耐震と脱炭素を組み合わせた珍しい設計になっています。ブロック塀の撤去助成に谷保・青柳・石田・矢川という地区加算があるのも、市南部の地域事情を反映したものです。
防災の助成は品目が細かいのが特徴で、携帯・簡易トイレ(上限6,000円)や在宅避難用の仮設テント(上限20,000円)まで対象にしています。「家に住み続けるための備え」に助成を出す発想は、まだ多くありません。
一方で弱いところもはっきりしています。移住支援金・空き家バンク・結婚新生活支援事業・一般向けの家賃助成は、いずれも確認できませんでした。がけ・擁壁、止水板、雨水タンクの助成も見つかりませんでした(雨水浸透ますはあります)。そして市独自の奨学金については、市自身が「設けておりません」と明言しています。教育費は奨学金ではなく、就学援助と給食費の公費負担で支えるという整理です。
また、市の特定不妊治療費助成はすでに受付が終了しています。東京都の制度自体が新規受付を止めているため、復活の見込みはありません。検索で古い情報が出てきやすい分野なので注意してください。
このページの内容は2026年9月時点のものです。金額や受付状況は年度の途中でも変わります。申請の前には必ず国立市の公式ページか担当窓口で最新の情報を確認してください。