
📣 羽村市には八王子まつりのような大規模な山車まつりはありませんが、7月上旬の「あさがお・ほおずき市」(活力市)と、9月中旬に小作駅東口で開かれる「はむらふるさと祭り」が夏の代表イベントです。なお、かつて7月に開かれていた「はむら夏まつり」は令和5年度から秋の「はむら市民と産業のまつり」(2026年は10月31日〜11月1日)に統合されており、真夏に大きな祭りを探すと肩透かしを食らうので要注意です。
町内の盆踊り・縁日など2026年の日程が未発表のものは2025年の実績を参考に掲載しています。おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
※データは2026年7月時点。日程は変更・中止の場合があります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。
羽村市の夏祭りってどんな感じ?
羽村市は、多摩川が青梅の山地から平野部へ流れ出るその出口に位置する、人口約5万5千人のコンパクトな街です。江戸時代には玉川上水の取水口「羽村の堰」が置かれ、江戸の飲み水を守る要衝として発展してきました。この堰は今も現役で、桜や新緑、川遊びの名所として市民に親しまれています。街の規模が小さい分、行政区や町内会の垣根を越えて「みんなで祭りをつくる」一体感が強いのが羽村の特徴です。
羽村の祭りの中で最大級と言えるのは、実は夏ではなく春に行われる「神輿の川入れ」です。毎年4月第2土曜・日曜、羽村の堰を舞台に阿蘇神社をはじめとする市内の神社の神輿が担がれ、大人たちが肩まで水に浸かりながら多摩川を渡ります。この春祭りに市の熱量が集中している分、真夏に大がかりな山車まつりや花火大会が別途あるわけではなく、7月の「あさがお・ほおずき市」や9月の「はむらふるさと祭り」といった、縁日・盆踊り規模のイベントが夏の主役になります。
加えて、かつて7月に開催されていた「はむら夏まつり」は、令和5年度から11月の「羽村市産業祭」と統合され、「はむら市民と産業のまつり」として秋(10月末〜11月上旬)にS&Dスポーツパーク富士見(富士見公園)で開かれるようになりました。JR青梅線の羽村駅・小作駅を中心にコンパクトにまとまった街だからこそ、季節ごとのイベントが分散して、年間を通じて何かしらお祭りムードが楽しめる街とも言えます。
羽村市の夏祭り・盆踊り・花火 一覧
2026年の開催が確定しているお祭り
| 祭り・イベント名 | 2026年の日程 | 場所・最寄り | ひとこと |
|---|---|---|---|
| あさがお・ほおずき市(活力市) | 2026年7月4日(土)〜5日(日) | 羽村市内/JR青梅線羽村駅 | 大輪のあさがおと真っ赤なほおずきが並ぶ、夏の訪れを告げる縁日。羽村の夏は、この市から本格的に始まります。 |
| 大賀ハス観蓮会 | 2026年8月第1土曜(予定) | 羽村市郷土博物館周辺/JR青梅線羽村駅 | 2000年以上前の種から発芽したとされる大賀ハスが、大輪の花を咲かせる朝のひととき。夏休みの自由研究にもぴったりです。 |
| はむら市民と産業のまつり2026 | 2026年10月31日(土)〜11月1日(日)10:00〜16:00 | S&Dスポーツパーク富士見(富士見公園)/JR青梅線羽村駅 | 旧「はむら夏まつり」と「羽村市産業祭」が統合された、羽村最大級のステージ・グルメイベント。夏ではなく秋開催になった点に要注意です。 |
参考:昨年(2025年)の実績(2026年の日程は公式発表待ち)
| 祭り・イベント名 | 2025年の実績 | 場所・最寄り | ひとこと |
|---|---|---|---|
| はむらふるさと祭り | 2025年9月17日 13:00〜18:30 | 小作駅東口駅前多目的広場周辺/JR青梅線小作駅 | よさこいソーランなど20以上の演目と、約30店舗の模擬店が並ぶ地域密着の祭り。市の小学生合同のよさこいや、ゆるキャラ「はむりん」の登場も名物です。 |
| 羽村の堰・神輿の川入れ(阿蘇神社ほか合同春祭り) | 2025年4月12日(土)〜13日(日) | 羽村の堰/JR青梅線羽村駅 | 時期は春ですが羽村最大の祭り。子ども神輿に続き、大人神輿が肩まで水に浸かりながら多摩川を渡る様子は必見です。 |
| 市内 町内会・自治会の納涼盆踊り・縁日 | 7月下旬〜8月の週末(例年) | 各町内会館・公園など/市内全域 | 町内会単位の小規模な盆踊り・縁日。開催情報は掲示板や回覧板で告知されることが多く、一次情報がまとまったサイトは少なめです。 |
※2026年の日程が発表され次第、順次更新します。
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🏮 東京の夏祭り・盆踊りまとめ|23区や多摩地域のほかのエリアのお祭りもまとめてチェックできます。
お祭りが好きな街は、住みやすい街
羽村の堰・神輿の川入れが今も続いているのは、阿蘇神社をはじめとする氏子・町内会が担ぎ手を集め、道具を守り、資金を出し合っているからです。あさがお・ほおずき市やはむらふるさと祭りといった小規模なイベントも、実行委員会や商工会、地域の団体が手弁当で支えています。人口5万人台という規模だからこそ、住民同士の距離が近く、こうした行事が絶えずに続いているのが羽村の地域力の証です。
そのうえで羽村市は、JR青梅線で立川・新宿方面へ乗り換えなしでアクセスでき、羽村駅から新宿まで約1時間という利便性を持ちながら、玉川上水や多摩川の緑を身近に感じられる街です。物価や家賃は23区や多摩の中心都市と比べても手頃で、コンパクトな街だからこそ子育て世帯の見守りもしやすい。「祭りは控えめだけど、水と緑と人の距離が近い暮らし」を求める人にとって、羽村市は穴場と言える住みやすさを持っています。