
一言で言うと、
あきる野市は、エリアによって洪水・内水・液状化のリスクが変わります。
2019年の台風19号では、秋川が増水し、あきる野市内の住宅地に浸水したとされます。市は「令和元年10月台風第19号災害の記録」を公式に公開しています。
住む場所を決める前に、丘陵・山地の斜面か低地かをハザードマップで確認しておくのが、いちばんの備えになります。
あきる野市の防災リスク早見表
各市区の公式ハザードマップが示す想定区分をもとにした5段階表示です。東京湾の津波は防潮堤内で比較的小さいため、荒川・多摩川などの「洪水」を主な水害リスクとして整理しています。同じ市区内でもエリアによって差があるので、目安としてご覧ください。
あきる野市の地形と成り立ち
あきる野市は、西部に秋川渓谷を含む山地があり、市街地は多摩川・秋川・平井川が刻む河岸段丘の上にあります。
秋川渓谷側の山間部と、秋川・平井川ぞいの平地とで、リスクが変わります。山間部は土砂災害、川ぞいの平地は洪水に注意が必要です。
▲ あきる野市周辺の空中写真。エリアによる地形の違いが見てとれます。 地図はドラッグ・ズームで動かせます。出典:国土地理院「地理院地図」
過去の災害に学ぶ
2019年の台風19号では、秋川が増水し、あきる野市内の住宅地に浸水したとされます。市は「令和元年10月台風第19号災害の記録」を公式に公開しています。
あきる野市は、令和6年9月改定のハザードマップで、市内を7地域に区分し、秋川・平井川の外水氾濫想定区域、家屋倒壊等氾濫想定区域を新たに表示しています。土砂災害のイエローゾーン・レッドゾーンも掲載されています。
※参考:あきる野市ハザードマップ(土砂災害・水害)。数字は各種資料をもとにしたもので、資料により多少の幅があります。
あきる野市のハザードマップの見方
あきる野市ハザードマップで、秋川・平井川の洪水想定と、山地の土砂災害警戒区域を確認できます。秋川渓谷側の山間部は、土砂災害の警戒区域が多いエリアです。
2019年に実際に増水した実績があるため、秋川・平井川ぞいの平地は洪水想定を、山間部は土砂災害を、番地単位で確かめておきましょう。
浸水のふかさや液状化のしやすさはエリアで変わるので、気になる物件の番地で、実際のマップを開いて確認しておくと安心です。
▲ あきる野市周辺の洪水・内水の浸水想定(想定最大規模)を表示しています。地図はドラッグやズームで動かせます。 左の「災害種別で選択」から高潮・土砂災害・地形分類にも切り替えられます。
出典:国土地理院「重ねるハザードマップ」
※参考:あきる野市ハザードマップ(土砂災害・水害)/標高は地理院地図で確認できます。
あきる野市で住む・引っ越すときのチェックリスト
最後に、あきる野市で住まいを選ぶ・引っ越すときに確認しておきたいことをまとめます。
🗺 番地単位でハザードマップを確認する
台地か、川ぞいの低地・埋立地かで、洪水・液状化・内水のリスクが変わります。
市区の水害・液状化のハザードマップを、気になる物件の番地で確認しておくと安心です。
📋 重要事項説明で地盤・水害の説明を聞く
不動産取引では、水害ハザードマップや液状化の情報が説明されます。
流し聞きせず、物件の位置をその場で一緒に確認しておくと安心です。
🏠 心配なら地盤調査・対策履歴を確認する
個々の宅地の地盤や対策の履歴は、公開マップだけでは分かりません。
気になる場合は、地盤調査の報告や造成・対策の履歴を確認しておくと安心です。
あきる野市で備えたい防災グッズ
🎒 最低限そろえておきたい防災グッズ
目安は「1人あたり最低3日分(できれば1週間)」です。まだ何もそろえていない人は、まずここから。
※乳児のミルク・おむつ、持病の薬など、家族構成に合わせて調整を。備蓄は定期的に賞味期限をチェック。
出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」/内閣府防災「災害に備えて」(水の「1人1日3L」は農林水産省、携帯トイレの回数目安は内閣府防災による)
東京すまいラボおすすめ|まず備えたい防災3点
大地震や台風で断水・停電が広い範囲におよぶときには、「①持ち出し一式 ②水で作れる食料 ③電源」の3つを先に押さえておくと安心です。
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まとめ|あきる野市の防災は「自分の番地」で確認する

あきる野市は、丘陵・山地の斜面か低地かでリスクが変わる街です。
だからこそ、住む場所を決める前に、市区のハザードマップで「自分が住む番地」がどんな地形かを確認しておくことが、いちばん確実な備えになります。